Negla
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雪の日
朝、窓を開けたら世界が白くなっていた。いつもより余計に重ね着をして、フードを目深にかぶって、大判のストールを巻いて出勤。千駄木は坂の多い街なので雪の日は苦労する。そろりそろりと急な坂を下る。
Neglaに着いてすぐ、店前の雪かき開始。おとなりさんと一緒にお向かいのお宅の雪もかく。静かな店内で直し仕事。夕方、おとなりさんとお茶。おしゃべりしているうちにすっかり日が暮れる。閉店間近にご来店のお客さまが、砂糖菓子のような色合いの小引き出しを買って行ってくださった。なんだか「春だなぁ」という気持ちに包まれた。

閉店後、銀座に出て「pina / ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」を観る。ピナ・バウシュを初めて観たのはいつだったか。演目は「カフェ・ミュラー」と「春の祭典」だった。とにかく春の祭典に圧倒された。鳥肌が立った。映画の中でピナは、この世には言葉にならないものがある。自分たちの踊りで言葉を超えた何かを感じてほしい。といったようなことを言っていて、自分が感じたあの圧倒的な何かはそういうことだったんだと腑に落ちた。洗練されて美しいれけどどこか泥臭く汗臭いヴッパタール舞踏団の踊りが、わたしは好きだ。

帰り道。しめった空気の中、銀座のネオンがぼんやり瞬いているのを見て、原発事故直後のネオンのなくなった景色をふと思い出した。すっかり元に戻ってしまったな。ほんとにこれでいいのかな……。

明日は13時〜19時の通常営業です。一転して温かくなるそうで。店前で洗い仕事に専念する予定です。
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